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【バックナンバープレイバック Vol.31】

By inoue, 2019-12-18

今回取り上げる号は、2017年8月号。

 

真夏号にふさわしく、表紙からして夏全開!

青い空に映えるヤシの木とリゾート施設をロケーションにした真紅のセットアップ姿の秋山アニキが

、ホットサマーな雰囲気を加速させる。

イエローのロゴも、夏らしさをビンビン感じさせる色合いで、これまたカッコイイ!

 

 

巻頭ファッション特集では、『黒肌男は“BEACH”がお似合い』と題して、夏アイテムをフルコンプリート。

どのページをめくってもアッパーなコーディネートが多数掲載されており、やはりビターな男は夏が似合うということを再認識させられる。

抜けるような青空に、黒肌を魅せるコーデで決めたTAKAの存在感がGOOD。

ショートパンツにタンクトップといったウェアだけでなく、サングラスやサンダルなどの夏小物も合わせて取り上げている点も興味深い。

モテ夏を目指す上でマストなアイテム群が目白押しであり、誌面を眺めているだけでテンションが上がること間違いなしだ。

 

 

興味深いのは、2017年夏の注目カラーが「ピンク」だったこと。

掲載されているストリートの実例を見ても、確かにピンクを取り入れたファッショニスタの多さが目を惹く。

2年前、皆さんいかがだったでしょうか?

一言でピンクと言っても、その色の濃淡でガラッと印象が変わるのがポイント。

夏の派手さを主張したいなら、ビビッドなピンクカラーのアウターを羽織ってアクティブに。

淡い色合いのウェアを取り入れ、上品にまとめる事例も散見された。

また、ショーツやシューズなど、サブ的なアイテムにさりげなくピンクを加えて、オシャレセンスをブラッシュアップさせるテクニックも紹介するなど、単にトレンドを追うだけでなく、実用性の高い見せ方を心がけている点も評価したい。

 

 

夏ということで、薄着のスタイリングで露出されることの多くなる「手首」に気を遣いたいところ。

腕時計特集企画『露出する季節だからこだわるハイセンスな腕時計』も展開。

ビターでは年に何回か大々的に腕時計特集を組んでおり、男性にとってはステイタスアイテムでもありファッションアイテムでもある腕時計の特集は毎回人気が高かったのだ。

この号でも、その頃のトレンドであるルックスを重視した腕時計を多数掲載。

艶感のあるドレスウォッチは、コーデの格上げに最適な小物の1つなのだ。

 

 

さらに中盤では、ファッショニスタのフェスコーデを特集。

『ファッションインフルエンサー達の“フェスコーデ”コレクション』では、モデルにインスタグラマー、ブランドプレスなど、こだわりの強いオシャレ人たちの「真夏のオシャレ」をピックアップ。

扉を飾ってくれたのは、ARATAと今井華ちゃん♡

野外フェスの人気がピークを迎えていた2017年夏、ビギナーも上級者も、フェスに繰り出す前の格好のサンプルとして、この記事を活用してもらっていたに違いない。

 

 

ストスナ企画『TOKYO REAL SHOOOTING!』をチェックすると、もうこの当時こなれファッションが醸成されているのが見て取れる。

あれほど流行った派手な色使いやゴテゴテした合わせが皆無なのは、ある意味流行の恐ろしさを肌で感じてしまう。

ベーシックなカラーとアイテムを基調にした夏スタイルが定番となっており、さほど今季とのギャップも感じないところが特色の1つだろう。

巻頭に続き、ストスナでも大扱いで登場しているTAKA、まさに“夏男”という称号がピッタリである。

 

 

2年前の夏のトレンドを振り返ってみると、2019年現在のトレンドとさほど変わっていないことに気づかされる。

平成から令和へ時代が移っても、「モテたい」「カッコよくありたい」と熱望するビタ男世代のモチベーションは、変わらず高い。

2019年もあと少しで終わる今の時季、過去のトレンドを鑑みながら来夏の着こなしに思いを馳せる――。

オリンピックイヤーである来年、どんな流行がストリートを席巻するのか?

そのトレンドの一翼を担うのは……これを読んでいるキミだっ!

 

 

井上 晋太郎