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【バックナンバープレイバック Vol.33】

By inoue, 2020-01-15

今回取り上げるのは、ビター2018年8月号。

 

 

 

 

アロハをモロ肌に羽織った、筋骨隆々のタカがピンで表紙に登場。

サイド光により陰影を利かせることで、彼のシックスパックが自己主張強めにエキサイトしており、インパクトも絶大!

アメリカンな背景も相まって夏のイメージを加速させている。

雑誌ロゴや企画タイトルに取り入れた蛍光イエローの発色も、季節感にマッチ。

 

 

 

 

この号の巻頭で特集されたファッション企画は、夏全開の“サマー”な仕上がりに。

「夏は黒肌×軽い服!」と題したメイン企画では、自然体でこなれた真夏カジュアルを提案。

ビタモたちのツヤッツヤな黒肌をさらに引き立てる、爽快&軽快なワードローブの決定版とも言える内容で、夏らしいテンションのアイテムが目白押しだ。

見開き扉でモーテルの看板をバックにポーズを決めるタカが、まるでアメリカドラマのワンシーンのよう。

それにしても、個人的にはリード文がかなりの長文で、まるで読み物系の記事本文ばりの量なのが目に付く(笑)。

 

 

 

 

この中で、注目アイテムとして多くピックアップされていたのが、ノースリーブとアロハシャツ。

スポーティーなノースリーブやリゾート感強めなアロハをタウンユーズに着こなす好サンプルが、多数掲載されている。

 

 

 

 

特にアロハは、スナップページでも確認できるがこの時季巷でも支持率が高く、まさにトレンディな1枚としての地位を確立。

個性とセンスを使い分けたサンプラーたちの実例は、今見ても色褪せず我々を楽しませてくれる。

今はまだ寒い時期なのでピンと来ないが、今季の夏もまたぜひ試してみたいアイテムのひとつだろう。

 

 

 

 

他の企画を眺めてみると、夏のカジュアルにピッタリなスニーカーを特集した「物欲くすぐる“男前”スニーカーリスト」、1クール使い倒しができるプチプラアイテムを取り上げた「BITTERが選んだ真夏の「1クール」アイテム」など、硬軟織り交ぜつつ夏ファッションを網羅。

スニーカー企画では、夏ならではの履き心地を楽しめるニットシューズはじめ、清涼感のある1足をフィーチャリングしている。

新しいものを身に付けて初の外出はテンションが上がるものだが、個人的にはシューズの初外出ほどときめく瞬間は無い。

サンダルなどラフな履き物人気が高まる夏こそ、コーデを軽やかにまとめる至高のスニーカーを手に入れたい!と思わせる内容に仕上がっている。

 

 

 

 

ワンシーズン着回せるアンダー2000円のTシャツや、メインでもインナーでも重宝するパック売りTシャツなど、普段とは違った視点からアイテムを取り上げているのが、1クール企画。

実用性高めな上に、これらのロープライスアイテムをコーデに取り入れることで、ファッションセンスが磨かれること間違いなしだろう。

 

 

 

 

また、ビタモが登場する好評連載記事「1 WEEK COORDINATE」でこの号登場しているのはARU。

濃厚なルックスを中和させる、シンプル・イズ・ベストを体現した着こなしを魅せてくれた。

 

 

黒肌が信条のビタ男とは言え、この号を振り返って見ると、やはり雑誌が映える季節は「夏」だということを再認識させられる。

今年の夏は、ちょうど東京オリンピック、パラリンピックが開催されている時季であり、世界的にも日本、そして東京が注目を集めている時でもある。

世界中から集まったアスリートやギャラリーたちに、日本男児のセンスと色気を見せ付ける絶好の機会でもあり、今から楽しみだ。

そして、そのセンスの担い手は、やはり「ビター系男子」なのである、と断言しておく。

世界一の祭典で注目を集める2020夏。

一番オシャレで目立つのは、キミかも知れない――

 

 

井上 晋太郎